引っ越しのために新居をいくつか見て選び、気に入った物件が見つかっので「さあ契約しよう」という時に不動産会社から断られてしまったという人も多いのではないでしょうか。
お店でものを購入したりする場合には仮にそれが高額の自動車や芸術品などであっても申込み後に断られるということはほとんどありませんが、不動産契約の場合においてはそれは十分にあり得ます。
これは申し込みに来た人が契約後にきちんと契約内容に基づく使用をしてくれないのではないかと疑われてしまったり、契約後にきちんと家賃を支払うことができないのでは?というふうに思われたときに起こります。
賃貸契約をするときには必ず契約をする本人(法人の場合は代表者)がお店を訪れそこで宅地建物取引主任者からの説明を受けることとなっています。
この直接の対面をしたときに印象が悪かったり、提出した書類の内容に不安があったりする場合には、あとから申し込みを拒否するという連絡を受けてしまうことになります。
不動産会社から申し込み拒否の連絡が合った場合であっても、なぜ今回の契約は結べないと判断されたかといった細かい説明がされることはありません。
実際不動産会社内に何か明確は拒否基準があるわけではなく、担当者や会社経営責任者が独自の印象や判断で行っていることがほとんどです。
審査の合否は不動産会社の担当が大家さんに連絡をすることで決定がされますが、大家さんの方から拒否という返事を受ける場合もあります。
一般的な傾向として審査に落ちやすい例としては「学生やフリーターなど年収に不安がある人が高い家賃の部屋を申し込みした」「連帯保証人となる人がいない。またはその保証に不安がある」といった経済的な理由がある人や、「見た目が粗野であるなど信用に不安がある」「高齢過ぎるなど健康状態が悪く長期契約に不安がある」といった人が挙げられます。
しかしやはりなんといってもその人の第一印象の良さ・悪さが一番の決定理由になるようなので、不動産会社を訪問する際は服装や清潔感に気をつけていきたいですね。
学生で不安な人は、審査に落ちることが少ない学生専用のマンションや寮を検討してみてもよいでしょう。
【学生マンション・寮の探し方】
※東洋大学の場合
探し方① 大学生協から物件を紹介してもらう
?お部屋探し情報 | 東洋大学生活協同組合
探し方② 検索サイト(ホームページ)で探す
?東洋大学(白山キャンパス)近辺の学生寮|学生寮ドットコム
全国のほとんどの大学の近くに学生専用の物件は存在しているので安心ですね。
スムーズに引っ越しするためにも入居審査の壁にぶつからないよう、事前にしっかりと対策をしておきましょう。