物件の内覧、予約してから出かけていますか？
物件を探すにあたり、多くの場合は物件情報サイトで気になる物件の目星をつけたから不動産業者に問い合わせをし、内覧日を打ち合わせた上で出かけるというケースがほとんどかと思います。
ですので、いきなり行って業者が休み、ということは少ないと思われますが、思い立って直接店舗に行きたい場合や、内覧後よりいろいろな情報を知りたいという時は、出かける曜日が意外と重要になってくるようです。
ちなみに、予約をしないで店舗に足を運び、内覧ができない可能性は全体の1割にも満たないといわれていますが、実際は予約をしてから出かけないと、有意義な物件探しをすることができません。
シーズンオフであれば別ですが、引越しシーズンの時期は担当が忙しいので、すでに予約をした人の対応でいっぱいになってしまい、店舗に行っても次の内覧の予約をして終わってしまう可能性が高いのです。
予約なしでいきなり出向くと、そこまで引っ越しを急いでいないという印象を与えてしまい、対応が二の次になってしまうこともあります。
できればどの不動産会社に行く時も、事前に予約を入れて、ゆっくり話を聞ける時に伺うのがベストです。
不動産会社に行く時に避けたほうがよい日は？
多くの不動産業は、「契約が水に流れる」という意味から、水曜日を定休日にしています。
最近の大手仲介業者は年中無休で運営していますので、仲介業者と話をすることはできても、内覧にあたり鍵を借りたり、不明点を問い合わせる際に不動産会社との連絡がつかず、話が思うように進まないことが多いので、水曜日は避けて出かけましょう。
また、老舗の不動産会社や建築業系列の不動産会社は、地域に密着しているため掘り出し物件を持っている可能性が高いのですが、土日を定休日としているところが少なくありません。
土日なんて稼ぎどきなのに、と思ってしまいますが、建築業の場合土日が基本的にお休みなので、メインの事業に合わせて週末を休日にしているところが多いのです。
物件探しを土日にしたいと思う借主さんは多いと思いますので、内覧に行く際は仲介業者に不動産会社との連携について確認を取り、土日でも充分に対応してもらえるかどうかを聞いておくとよいと思います。
また、土日は部屋を借りたいお客さんがたくさん訪れる曜日でもありますので、ゆっくり話を聞いてもらえないこともあるようです。
平日は仕事という人も多いと思いますが、木曜日や金曜日のほうがどの不動産会社もたいてい営業していて、ほかのお客さんに邪魔されることなくあちこち内覧できると思います。
一気に物件を決めてしまいたいという人は、木曜日や金曜日を狙って店舗を訪れることをおすすめします。