「LIFULLHOME’S(ライフルホームズ)」は、もともとは「株式会社ネクスト」という会社が運営していた「HOMES」というサービスサイトでした。
しかし2017年4月1日より、「株式会社ネクスト」は「株式会社LIFULL(ライフル)」と変更しており、本格的に不動産情報サービス事業を行うという姿勢を明らかにしました。
それまでは「ネクスト」と「ホームズ」でサービスブランドが二つあったため、今後は主要サービスを「LIFULLHOME’S」と名称を統合し、より新しいサービスを提供することになりました。
ちなみに社名変更に伴い、社屋も東京都港区港南から東京都千代田区麹町へと本社を移動しています。
この麹町の新社屋は、リノベーションによって斬新なデザインで誕生した非常にセンスのある建物なので、ぜひ近くに行く機会があったら外観だけでも見てください。
「LIFULLHOME’S」は掲載物件数800万件を超えるモンスターサイトで、毎日新着物件が更新されています。
もともと不動産情報サービスは「SUMO」と「HOMES」が業界二強となっていましたが、2017年からの新体制で一気にナンバーワンになっていく可能性があります。
2017年以降の「LIFULLHOME’S」の大きな動きとして、まず「楽天LIFULL STAY」と台湾最大の民泊・バケーション予約サイトの「AsiaYo.com」との業務連携があります。
他にも中国最大級の民泊プラットフォーム「途家」との民泊事業で連携しており、日本だけでなくアジア圏からの旅行者から利用しやすい情報サイトです。
また楽天ともう一つ連携して「LIFULLHOME’S Room Style AR」という、話題のAR技術を使った住宅の模様替えができるアプリをリリースしています。
かなり精力的に活動をしており、国交省モデル事業である「LIFULLHOME’S空き家バンク」といった別サイトで参加登録を開始していたりします。
なお2017年7月から期間限定で「LIFULLHOME’S海の家」というお店が鎌倉由比ヶ浜で営業をしていました。
これはLIFULLHOME’Sが提案する、これまでの住まいとは異なる新しい快適な住空間を体験してもらうための事業の一環として作られたものです。
海の家で大切な移設や増設に対応しており、使用した建材は再利用を簡単に行うことが出来るようになっています。
簡易型リビングは大変に好評で、お店ではLIFULL本社の屋上でとれたはちみつを使った限定スイーツもメニューとして提供されていました。