一番安い引っ越し業者を選んだつもりでも、当日になって追加料金を請求されてしまったという事態があります。
少しでも安く済ませたい引っ越しなのに、追加料金ですべて台無しです。
追加料金を請求されてしまうのはどのような原因があるのでしょうか。
基本的にはすべての場合によって、準備不足が原因と言えます。
引っ越しはあらゆる想定をして行わないと失敗につながってしまいます。
安易な気持ちで引っ越しを行ってしまうと追加料金を請求されてしまう事態に繋がるのです。
■荷造り
まず原因のひとつ目として、荷造りが終わっていないという最悪な事態です。
いざ荷物を運び出す際に荷造りが終わっていないと、引越し業者が一緒に荷造りを行います。
荷造りが終わらないと、当然運べないので致しかねない理由です。
引越し業者側も荷造りはしない前提で来ていますので、その分の作業量が発生します。
引越サービスにより、荷造りも別途料金で行ってくれる所もあります。
自分一人で荷造りができない場合は、予め見積もりに含め委託してしまったほうが安く上がることもあります。
引っ越しはするけど忙しい方は、荷造りにおいてもできる、できないを想定しておきましょう。
自分で行う場合は前日には終わっているように計画的に作業してください。
■積荷の超過
荷物が多いほど引越し料金は増えていくので、つい少なめの量で見積もってしまいがちです。
家に荷物が収納されている時にはさほど多く見えくても、すべて引き出してみるとかなりの量だったりします。
実際にトラックに積んでみたら入り切らずに、追加料金を請求、もしくは全部運んでくれなかったという最悪なケースもあります。
自家用車があれば小さな荷物であれば最悪自分で運べますが、移動距離の長い場所に引っ越す場合や、比較的近くても車がない等、対処法がないと途方にくれてしまいます。
追加料金や想定外の作業により、大幅にお金がかかってしまいます。
見積もりの際は気持ち的にケチりたくはなりますが、運ぶ荷物は多めに考えると良いです。
■不用品について
引越し業者に予め不用品を伝えておけば処分してもらえますが、当日になってやっぱり要らないとなる場合があります。
また、引越し先に移動してみて要らないと思ったり、入らなかったから要らないという事態もあります。
そうなると当然、見積もり外の不用品となるので追加料金が発生します。
やはりこちらについても事前に計画を立てなくては追加料金発生の元となります。
物を捨てる事はとても勇気のいる行動ですが、不用品は予め決めておきましょう。
■引越し先の環境
実際荷物を運んでみたら家の中の扉が小さく、冷蔵庫が通らなく、クレーン車を使いベランダの窓から入れた
となると、見積もりを遥かに越えた追加料金を取られてしまいます。
玄関のドアを通過できても、家の中のドアのサイズは盲点の場合が多いです。
こちらはよくあるケースですので、引越し先の家の中のドアや天井のサイズ等も必ずチェックしましょう。
引っ越しに伴う見積もりの作業はとても面倒なものです。
業者が訪れてあれこれ助言してくれても、面倒なあまりに聞き流してしまったり、想定よりも高い金額を提示されて、あらゆるオプションを外してしまったりします。
しかしそれが追加料金請求への落とし穴です。
引越し業者は数々のノウハウを持っているので、あながち商売だけで金額を提示しているわけではありません。
少しでも安く引っ越しをしたいのであれば、自分自身の計画が必須です。
新居へ持っていく荷物を減らす、不用品は予め減らす。
基本中の基本ですが、事前に計画をたてて、スムーズに終わらせましょう。