引越しの場合には家の荷物のみが対象ではありません。
ペットやお墓などを引越しする場合にもいろいろな手続きがあります。
住んでいるところを引越しする場合には、今まで管理していたお墓が遠くなるため管理が難しくなることもあります。
やはり、遠くなってくると通いにくいため、お墓がだんだん疎遠になってくるので、新しい家の近くにお墓も早めに引越ししようと思っている人も多いそうです。
このような場合には改葬が必要になります。
改葬の場合には順序があり、改葬先の霊園や墓地をまず決定する必要があります。
決定すれば、受け入れするための証明書を作成してもらって、改葬したいということを現在の墓地の寺院や管理者に伝えて了解してもらって、それから埋葬証明書をもらいます。
お墓を引越しする場合には、このような受け入れするための証明書や埋葬証明書というような書類が必要になり、お墓を勝手に引越しすることができなくなっています。
それから、改葬許可申請書を引越しする前の墓地がある市町村役場でもらいます。
さらに、二枚の改葬許可申請書と埋葬証明書を3枚出して、無事にこれが受理された場合には、改装許可証を発行してもらえます。
遺骨一体についてこの許可証や申請書は一枚必要であるため、この書類はお墓に埋葬されている遺骨分が必要になります。
そして、改葬許可書を現在お墓を管理している人に見せて遺骨を取り出します。
しかしながら、遺骨を取り出す際には、お墓を閉じる抜魂供養や閉眼供養などというような供養を行う必要があります。
遺骨を取り出した後は、更地にきちんとして墓地に返します。
引越し先では、改葬許可証を墓地管理者に見せて遺骨を埋葬します。
開眼供養や納骨法要を行えば改葬が終了です。
この改葬の場合には、お墓で一般的なものを建てる費用に50万円以上をさらに追加することが必要になるため、引越しする決心をして改葬を考えた場合には予算を早めに確保して改葬先を探すことが大切です。
一方、犬などを飼っている場合には、ペットの引越しについても検討しておく必要があります。
犬の場合には、知らない人が急に多く来てざわざわした環境の中で、飼い主が荷物を運搬したり、忙しそうな環境であったりするため不安に思ってしまう場合が多くあります。
できれば、引越しの前の日から当日は、ペットホテルや親戚に預けた方が飼い主のためにもペットのためにも一番いいでしょう。
引越しする場合には、引越し会社のオプションを利用したり、公共の交通機関をケージに入れて利用したりすることもできます。
引越し業者に依頼すると、距離によって1万円~4万円程度かかるそうですが、心配なく引越しすることができます。
引越し先では、必ず犬の登録を変更しておきましょう。
本サイトでは、テナントの引越し、パソコンの引越し、車の引越し、神仏具の引越し、についてご紹介します。