• 引越しに関するさまざまな情報をご紹介!
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賃貸住宅の引っ越しの基本の基本

賃貸住宅に引っ越しをするときには、新しく入居する部屋を探し仲介を提携している不動産会社に依頼することになります。

ごく例外的に知り合いの家の離れや別宅などを好意で借りる場合などには仲介契約などは必要ありませんが、仮にそうしたつてを使うような場合であっても後々借り方や退去時の原状回復についてもめないように、きちんとした契約書を取り交わしておくことをおすすめします。

賃貸住宅物件の空き室を探すのは、ネットやフリーペーパーなどとして配布されている賃貸情報誌、または直接不動産会社を訪問して張り紙などを見るといった方法でできます。

部屋探しをするときにはいきなり物件をあたるよりも、まずはそうした一度にたくさんに情報を集めることができるツールを利用し、それぞれのエリアごとの相場を調べてみることから始めましょう。

都内などたくさんの物件が集まる土地では、その建物がどの沿線にあるかや駅からどのくらいの距離にあるかということ、さらに住宅地の歴史によってかなり相場が異なってきます。

詳しく調べてみると、区をまたいだ数百メートル程度の距離の2つの物件が月額賃貸料を数割異ならせていたりすることもよくあるので、まずは気になるエリアとその周辺についての情報を多く集めてみてください。

選ぶ基準は「家賃」「広さ」「エリア」

フリーペーパーや張り紙と異なり、ネットでなら特定の条件で絞込をかけることができます。

絞込の条件としては「沿線」や「家賃」といったことの他に「設備(バス・トイレ別、インターネット有り、上下水道など)」や「広さ(1K、ワンルーム、2DKなど)」といったことがあります。

珍しい物件になると、ペット飼育ができるかや建物内に自由に利用ができる施設があるかといったことも調べることができます。

あまりにも条件が多いので目移りしてしまいますが、まずは最初からあまりたくさんの条件をつけようとはせず、だいたいの広さや家賃水準でざっくりと絞込をかけてみるようにしましょう。

一般的な家賃の目安になるのが入居者の月収の1/3までです。

ただしいくら家賃が安くても職場からあまりにも離れているため毎月交通費が高くなってしまうというようなことでは意味がありませんから、そうしたいつも行く場所からの距離も考えて選んでみてください。

例えば毎月の定期代が1万円かかって家賃が6万円の場所に住むなら、職場に歩いていけるところで7万円の家賃で住んだ方がずっとお得です。

また職場や学校まで乗り換えがあるかどうかもよく確認しましょう。
例えばバスに乗って電車に乗り換えなければいけないエリアの場合、バスは定刻通りに運行しないことが多いので、余裕を持って早めに家を出る必要があります。
また電車を乗り継ぐ場合も、駅と駅が離れていたり、地下鉄の階段を上がり下がりしなければいけなかったりするので予想以上に時間がかかる可能性があります。

電車通学する場合は、職場等から電車一本で行ける範囲がおすすめです。
同じ沿線でも、駅によって不動産価格は大きく変わるため、沿線全体で希望に合う物件を探してみましょう。
参考→東急東横線|駅から近いマンション物件

不動産選びはきちんと免許をチェック

だいたい入りたい物件が絞り込むことができてきたら、今度は実際にその物件を取り扱う不動産会社に出かけます。

フリーペーパーでもネット掲載情報でも、そこに掲載されている情報は物件の空き室情報が出されてからしばらく時間がたってしまっていますから、より新しい情報を得るためにもできるだけ不動産会社に直接でかけて行くことをすすめます。

不動産会社は同じエリア内にいくつもあるということがほとんどですが、利用をするときにはきちんと店頭などに掲げてある免許番号をチェックしておきます。

免許のない不動産会社は仲介や売買などの取引をすることができないこととなっているので、違法な会社に騙されないようにきちんと調べておきましょう。

物件は今すぐに入居できる部屋もあれば、何月以降からならOKというような物件もあります。

新築のマンションなどでは完成前から入居者を募集していることもあるでしょう。

気に入った物件があってもこの入居の時期がネックになって入れないということもありますので、引っ越しを依頼するときにはだいたい何月くらいが希望かということをしっかりと決めてから行った方がよいです。