転勤により引っ越しを余儀なくされる人も少なくないと思いますが、会社によって転勤に伴う引っ越しの補助は実にさまざまです。
住居を会社で用意してくれるところもあれば、会社が提携している不動産会社があり、そこを通して部屋探しをするよう指示される場合もあります。
家賃補助についても、全額から半額負担、負担なしなど企業や転勤の状況によっていろいろなケースがありますので、まずは会社に詳細を確認しましょう。
また、家賃補助については「家賃補助」という名目ではなく、地域手当としてその地域に合った形で給与に含まれる場合もあります。
地方の場合地域手当が低いけれど、物価や家賃が高い都市部は地域手当が多いといった具合です。
その場合は別として、家賃補助が発生する場合はその証明書を不動産会社に提出する必要がありますので、書類作成についても会社に確認しましょう。
補助があっても、物件自体は自分で探さなければならないという時は、まずはインターネットの物件情報サイトを見て探すことになると思います。
遠方に引っ越す人や、見知らぬ土地に引っ越す人は物件を見ても周りの環境がわからないので、なかなか気に入った物件を探せないといったこともあるでしょう。
そんな時は、できるだけ大手の不動産情報サイトを最初に見ることをおすすめします。
大手の不動産情報サイトは情報量が非常に多く、物件情報だけではなく周辺の施設情報や街の情報まで、各ページに詳しく掲載されているところが多いです。
「○○町は住民が何人で、ファミリーが多い地域」といった土地の紹介文があると、周りの環境を想像しやすく、物件探しもはかどります。
大手ではないサイトには、そのサイトにしか掲載されていないレアな物件が載っていることがありますので、1つのサイトだけ見るのではなく、いろいろなサイトを比較しながら物件探しを進めましょう。
物件を見に行く時は、会社から交通費や宿泊費が支給されることもあるようです。
その交通手段の手配についても、自分で行うところと会社が手配してくれるところとさまざまですので、こうした点についても早めに確認しておく必要があります。
実際に物件を見に行く時は、できるだけ多くの物件に問い合わせをし、効率よく回っていろいろな物件を見てみましょう。
同じ不動産業者が取り扱っている物件であれば、まとめて連れて行ってもらえるので、まずは大手の情報数を多くもつ業者のサイトをチェックしてみて。
遠方に物件を見に行くのであれば、空港まで迎えに来てくれる良心的な不動産業者もありますが、市役所に寄りたかったり、街の様子を知りたいのであれば、自分で運転できる車があると便利です。
軽自動車でもいいので、レンタカーがあると周辺の環境を把握しやすいので、事前に手配して現地に出かけるとよいと思います。